マネーコラムVol.8 株価暴落時の心得

こんにちは、FPのゆたかです。

今日のマガジンでは『株価暴落時の心得』についてお話ししていきます。

みなさんはNISAやiDeCoなど資産運用をしていますか?

資産運用(投資)をしていると必ず直面するのが株価暴落です。

過去を振り返ると20年に1度のペースで株価の暴落が起こっています。

10%程度の暴落も含めると5~10年に1度のペースになります。

ですので、NISAやiDeCoをする場合は必ず株価の暴落に直面すると思っておきましょう。

では、株価暴落に直面した時どうすればいいのか?

絶対にやっちゃいけないことは

衝動的な行動

です。

つまり、目先の株価の暴落に焦って売ってしまうことです。

ここで大切になるのは衝動的な行動をしないということ。

具体的には自分の投資目的に立ち返ることです。

たとえば、老後のためにNISAを始めた人であればこのタイミングで売る理由は一つもありません。

「老後のため」という目的を今一度思い出し、淡々と積立投資を続けていくだけです。

しかし、個別株投資をしている人は話が違ってきます。場合によっては今すぐに株を売却しなければいけません。そのまま指をくわえていると株価がどんどん下がって、最悪の場合倒産する可能性もあるからです。

いずれにしろ自分の投資の目的に立ち返るのが大切になります。

個別株投資の場合、売却のことを想定して買うのがセオリーです。つまり売るべきタイミングを決めて買うということです。ですので株価暴落により売るべき理由に合致した時は損していたとしても手放さなければいけません。

「株価暴落時に売るな」という意見をたまに見ますがこれは半分正解で半分間違いです。

売っちゃいけない人もいるし売らなきゃいけない人もいるということです。

では、どんな人が売ってはいけなくて、どんな人が売らなければいけないのか。

それは、自分の投資の目的によって変わってきます。

だから、投資する目的を明確にしておくことが大切になります。

僕はよくXのポストやオンラインセミナーで「投資は目的が大事。なんのために投資するのか?その目的に合った選択をして、その投資手法の知識を身につけるために勉強しましょう」というお話をします。

そうすることで目先で株が暴落しても焦って衝動的な行動をしなくてすみます。

僕は2025年に株価が大きく下がっているタイミングでNISAの積立金額を「5万円⇒10万円」に変更しました。

このタイミングでの株価下落はチャンスと捉えたからです。

2025年の年初に株価が下落している理由はトランプ大統領の関税政策によってアメリカ経済が不況になるのではないかという見方と、2023~2024年にかけて大きく成長した株価の調整期間に入っているからです。

しかし、この株価下落の理由は長期的な影響はないと考えます。つまり数年もたてば株価は必ず戻ってくるでしょう。

であるならば今安くなっているタイミングで買わない理由はないので積立投資の金額を増やしたということです。

知識と経験があれば目の前で株価が大きく下がっても焦ることはありません。

衝動的な行動をすることなく冷静に現状を把握して、自分がやるべきことが見えてきます。

こういう積み重ねが長期で大きな差になります。

NISAやiDeCoのような投資を始めるのは素晴らしいことですが、途中でやめてしまったら意味がありません。

株価暴落は今一度自分の投資の目的を振り返るチャンスです。

少し冷静になって自分がやるべきこと、やっちゃいけないことを考えてみましょう。

自分の場合どうすればいいんだ?

そんな不安がある人はぜひメルマガ登録者様限定の無料相談をご活用ください。

投資手法の確認とやるべきことなど具体的にアドバイスさせていただければと思います。

ぜひ、投資で豊かな人生を実現するためにこれからも一緒に学んでいきましょう。

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