マネーコラムVol.23 専業主婦の年収は〇〇万円!?

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こんにちは、FPのゆたかです。

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今日は専業主婦の年収を計算してみたところ思わぬ結果になったのでそのお話をします。

今日お話しする「専業主婦」とは1人の子を育てる専業主婦になります。

みなさんは専業主婦を経験したことがありますか?また奥様は専業主婦でしょうか?

僕の妻は長女の出産を機に今でも専業主婦をしてくれています。

僕の勝手なイメージかもしれませんが、妻が専業主婦で夫が働いている家庭の場合「オレが養っているんだぞ!」って思っている旦那さんが多い印象があります。

でも、子育てをする専業主婦の人はもちろん1人で子どもを1日見た経験のある旦那さんは分かると思うんですが、1日を子どもと過ごすとめちゃめちゃ大変ですよね?

僕も子どもがまだ小さかった時に経験がありますが、1日を終えた時にへとへとになったのをいまでも覚えていますし、「仕事してる方がよっぽど楽だな」と正直感じました。

そこで実際に子を育てる専業主婦の年収っていくらくらいになるんだろうか、とふと思ったので計算してみたところ面白い結果になったので今回メルマガにしているところです。

結果は最後に発表しますのでお楽しみに♪

専業主婦の年収を計算する指標
  • 子育て面
    • 保育士の年収を参考にする

  • 家事面
    • 家事代行の費用を参考にする

この2つの指標を使って具体的に計算していきたいと思います。

保育士の平均年収

女性保育士の平均年収は390万5500円になります。保育士で働く場合の休みの数は平均110日あるようですが、育児に休みはありません。ですので休まず365日働く場合、390万5500円に475/365をかけ508万2500円になります。

さらに育児は1日24時間続きますのでさらに時間外手当をつけたいところですが、子供が寝てる時間もありますので、基本的な年収だけで計算することにします。

専業主婦の仕事は育児だけではなく家事もしなければいけません。家事にかかる年収を計算するのに家事代行を参考にしたいと思います。

家事代行の相場は1時間あたり3000円ほど(「暮らしのマーケット」より)ですので、調理、洗濯、掃除など3時間かかるとして1日9000円と計算します。

これが毎日かかってきますので、9000円×365日=328万5000円になります。

先ほどの保育士の年収(育児面)と家事代行の費用(家事面)を合計すると508万2500円+328万5000円=836万7500円になります。

僕はこれを計算したとき、正直びっくりしました。

こういう考え方は間違いかもしれませんが、専業主婦の市場価値は836万7500円になるんです。

では果たして今の日本に年収800万円を超える人は何人いるんでしょうか?

約10%ほどです。(国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」(2023年)より)

僕はこの結果をうけて改めて専業主婦をしてくれている妻に感謝の気持ちが生まれました。頭が上がりません。

世の中の大半の旦那が思っている「俺が養っているんだぞ!(僕のイメージです)」はお門違いなんです。

もちろん、専業主婦だからといって24時間365日ずっと子どもを見ているわけではないし、旦那さんも協力しているのは分かっています。ですので今回の計算方法への異論も認めますが、僕が伝えたかったことは専業主婦の人はもっと自信をもっていいし、とても尊いということです。

年収だけで人の価値が決まるわけではありませんが、専業主婦という価値の図りにくいものをあえて年収という分かりやすい尺度で計算した場合、その数字はかなり高いということが分かりました。

今回の結果を受けて感じることは人それぞれだと思いますが、少しでもみなさんの中で感じるものがあれば嬉しいです!

では、また次回のメルマガでお会いしましょう!