投資ってやったほうがいいの?

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのゆたかです。

今日のマガジンでは【投資ってやったほうがいいの?】という内容で配信していきます。

結論

『投資はやらなければいけない』

やったほうがいいのではなく”やらなければいけない”が正しい考えかたです。

今日はいつも以上に大切なお話しをします。

必ず最後まで読んでくださいね。

”預金は減らないから安心”はウソ

いきなり衝撃的なコトを言いますが、預金は減ります。

預金は元本割れがないから安心だとよく聞きますが、預金はどんどん減っているです。

みなさんの周りを見渡してください。

モノの値段はどんどんあがっていますよね。

ガソリン、電気、タマゴ、小麦、お肉、日用品・・・

今はインフレの時代です。モノの値段がどんどん上がっていくのです。

インフレとはモノの値段があがると表現されますが、実は”通貨の価値が下がること”をインフレと言います。つまり預金している日本円の価値が下がっているということです。

こちらの画像を見ていただければわかりますが、コップが一つ1,000円から2,000円になる(インフレする)と、1万円で買えるコップの量は半分になります。

つまり1万円の価値が半分になっているのです。

たしかに預金していると1万円という数字は減らないかもしれませんが、1万円で買えるモノの量は減るので価値は減っている、元本割れしていると言えます。

つまり僕たちはインフレの世の中において投資をせずに預金だけしているとみすみすお金を減らし続けることになってしまうんです。

だからこれから先の時代は投資した方がいいのではなく「投資しなければいけない」が正しい理解なんです。

インフレは増税と一緒

「2年後に消費税を5%上げます」

総理大臣がこう宣言したらみなさんどうしますか?

「ふざけるなー」「退陣しろー」。世の中は黙っていないですよね?笑

でも、みなさんはこの2年間でまさに消費税が5%あがったことに気づいていますか?

そうです。ここ2年間で物価は5%ほど上昇しました(正確にはインフレ率が増加)

インフレは増税と一緒です。5%の負担が増えるという意味では一緒ですからね。

では、先ほどの総理大臣が

「日本円での支払いには5%増税するけど、ドルで払う場合は増税しません」

こういったらみなさんどうしますか?

おそらく大半の人が円をドルに換えて支払いするのではないでしょうか?

みなさん増税には敏感なのであらゆる手段を使って被害を少なくしようとします。

しかし、大半の人はインフレや資産運用には鈍感です。

いまアメリカの政策金利は5.5%ほどです。つまりアメリカドルを預金すれば5.5%ほどの金利がつきます(為替リスクは考えない)

つまりここ2年で5%のインフレが起きましたが、ドルを預金している人には物価高の影響はほとんどなかったことになります(ドルも年5.5%ずつ増えるから)。

反対に円を預金していたひとは5%の増税があったことになります。

大切なコトは、インフレ化においては預金ではなく増える資産にお金を換えておくことです。

インフレ化で預金し続けるということは、毎年2~3%の消費税が増税されるのと同じ

これはたまったもんじゃないですよね。

だからぼくたちは正しい知識をつけてお金を守り、増やしていかなければいけないんです。

「投資したほうがいいのかなぁ~」と悠長なことを考えているうちに自分のお金はどんどん減っている。これに気づかないとどんどん貧乏になるばかりなのです。

国からのメッセージ”老後は自分で準備”

新NISAが話題になっていますがあなたはやっていますか?

僕はもちろんやっています。新NISAやiDeCoをやらないと自分の老後が立ちゆかなくなってしまうことが分かっているからです。

これから先の時代は退職金はもちろん、もらえる年金はどんどん減っていきます。

自分の老後を守れるのは自分だけ。残念ながら国に国民を守る余力は残されていないんです。

ただ、国もだまっているわけではありません。

NISAやiDeCoといった素晴らしい制度を作ってくれています。

国は本来税金を集め再分配することで、国民全員が豊かに暮らしていくのを実現するのが仕事です。

その国が投資に税金のかからないNISAやiDeCoを作ったのはなぜでしょうか?

「国民に自ら老後の準備をさせるため」

これ以外に考えられません。

「老後のお金は自分で準備してね。そのための制度をつくりました。」

これが国からのメッセージです。

ぼくらはこれに気づいて実践していかないといけないんです。

NISAは退職金。iDeCoは年金。

ぼくたちは減り続ける退職金と年金を自分で準備して老後に備えていかなければいけない。

なにもせずに無策で老後を迎えるとほんとうに老後破算だってありえる世の中になっていきます。おどろかすつもりはありませんが、老後への備えに待ったなしです。これは間違いのない事実なのです。

「投資ってしたほうがいいか?」という質問には「投資はしなければいけないモノ」と即答します。

これは50代であっても60台であっても一緒です。

これからの時代は預金だけでは減っていくお金を指くわえて見てるだけと同じです。

お金を増やすためではなく価値を守るために投資するという考えかたが大事。

しかし投資にはリスクがつきものです。

最近のSNSやYouTubeなどを見ていると「NISAはだれでも簡単にお金が増やせる」と勘違いさせるような情報もたくさんあります。

そこで明日のメルマガでは投資のリスクに対する正しい考えかた、リスクを管理する方法について発信していきます。

投資で失敗したくない。できるだけリスクはとりたくない。そんな人には学びになるメルマガに仕上がってますので楽しみにしていてください。