【※重要!知らなきゃ100万円単位で損するお金の話】

こんにちは、FPのゆたかです。

今日は「知らなきゃ100万円単位で損するお金の話」をします。

  • 日本にはお金を学ぶ機会がない
  • 日本人はお金に弱い
  • 知らずに損してることが山ほどある

そんなことを聞いたり、実際に感じたことのある人も多いのではないでしょうか?

僕は毎日お客様の資産形成のサポートをしたり相談を受ける中で

  • 〇〇をやってないからすごく損してるな
  • △△していかないと将来損する可能性が高いな
  • 将来□□しないと大変なことになるな

と感じることが少なくありません。

今日はそんな事例をいくつか紹介していきます。

例えば

  • 老後生活に直結する損しない年金のもらい方
  • ムダな税金をカットする資産運用法
  • 正しい贈与と相続の知識
  • 賢く失業保険を受け取る退職の仕方
  • 500万円は手取りが変わる教育費と住宅ローン対策

などです。

記事の最後に

知らなきゃ100万円単位で損するお金の知識

をまとめて紹介していますので必ず最後まで読んでくださいね。

今日この記事を読んでいるあなたはラッキーです。

「知らず知らずのうちに100万円単位のお金を損していた!」

なんてことを防ぐことができます。

100万円あったら何ができるでしょうか?

  • 家族で旅行に行ける
  • 親孝行ができる
  • 欲しかったものが手に入る

できることは山ほどありますよね?

本当に

知っているか知らないか

たったこれだけの差なんです。

私の場合はどうかな?

と考えながら読んでもらえればと思います。

賢く年金をもらえば老後も豊かに

みなさんは年金のもらい方について考えたことはありますか?

なんとなく「65歳になったらもらえる。だからその年齢で受け取ろう」って考えている人も多いと思いますが、ちょっと待ってください。

年金をどうやってもらうかは超重要です!

年金のもらい方ひとつで100万円と言わず、手取りが1000万円変わることだってあります。

年金は老後の生活を支える貴重な収入源です。

年金のもらい方ひとつで老後が豊かなものになるか苦労するものになるか変わると言っても過言ではありません。

なぜなら年金は終身、つまり死ぬまでもらえるからです。

年金を月3万円増やすことができれば30年で1080万円になります。

死ぬまでもらい続けることのできる年金を増やしたり、賢く受け取ることができれば老後の生活にかなりゆとりができます。

まずはみなさんの人生に直結する大切な年金のもらい方についてお話ししていきますね。

繰上げ受給と繰下げ受給

年金は65歳になるともらえる。これはみなさんもご存じだと思います。

ただ、年金は65歳より先にもらうこともできるし、遅らせてもらうこともできます。

  • 早めてもらうことを繰上げ受給
  • 遅らせてもらうことを繰下げ受給

と言います。

繰上げ受給の場合、早くもらう分だけ本来もらえる年金額より少なくなり、繰下げ受給の場合、遅らせてもらう分本来の年金額より多くもらえます。

繰上げ受給の減額率は「繰上げ月数×0.4%」で、60歳まで繰上げることができます。

繰下げ受給の増額率は「繰下げ月数×0.7%」で、最大75歳まで繰下げることができます。

はたして繰上げ受給と繰下げ受給どっちがお得なのか?

こちらが年金を60歳、65歳、70歳、75歳からもらい始めた時の損益分岐点(どのタイミングで受取金額が入れ替わるか)になります。

日本人の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳ですので60歳から70歳までの範囲で受け取る分にはそれほど損得は発生しません。

ただし、老後の生活で一番のリスクは”長生きする”ことです。

もちろん長生きはとても良いことですが、長く生きれば生きるほど生活費がかかり、それだけ貯蓄が必要になります。

そう考えるとできるだけ年金は繰下げておく方が長生きリスクに備えることができます

仮に100歳まで生きると仮定した時、年金を何歳から受け取るかで手取りが1000万円も変わることがあります。

繰上げ受給と繰下げ受給は一度選ぶと途中で変えることができません。

「なんとなく」でもらい始めて気づいたら”1000万円も損していた”なんてことにならないように気を付けたいです。

繰上げ受給最強説!?

ここまでの話を聞いて

「じゃあできるだけ年金は繰下げたほうがいいんだね」

って思ったかもしれませんが実はそんな単純な話ではないんです。

繰上げ受給には繰上げ受給のメリットがあります。

それが

早くもらえること

です。

何を当たり前のこと言ってんの?

早くもらっても減額したら損じゃん

ってなりそうですが

「お金は若い時の方が価値が高い」

って聞いたことありませんか?

例えば

  1. 今日1000万円もらえる
  2. 10年後に1000万円もらえる

みなさんはどっちを選びますか?

もちろん今日1000万円もらいますよね。

これは今日の1000万円の方が10年後の1000万円よりも価値が高いからです。

みなさんも感覚的には分かっていると思いますが、それを実際に計算して数値化したものが現在割引価値とか期待収益率というものです。

分かりやすく言うと

今日1000万円もらえばこの先増やすチャンスがあります

だから

10年後に1000万円もらうよりも今日の1000万円はそれだけ価値が高いってことです。

年金に話を戻すと、繰上げ受給して早くもらえばそれだけお金を増やすチャンスがあるということです。

実際に期待収益率4%(年利4%で運用)で計算した時の年金の損益分岐点がこちらです。

女性の平均寿命87歳を考えても60歳で繰上げ受給するのが一番お得になるのがわかりますね。

ちなみにみなさんがNISAで買っているようなオールカントリーやS&P500の年平均リターンは6%なので、そちらで計算してみた結果がこちらです。

グラフが交わる損益分岐点がないので、何歳まで生きても60歳からもらい始めるのが一番お得になるのが分かりますね。

もちろん期待収益率を何%にするかによって結果は変わってきますが、日本の年金を運用しているGPIFの年平均リターンは約4%ですので、その数字を取るのがいいでしょう。

年4%のリターンで考えた時にも繰上げ受給するメリットは非常に大きいと言えますね。

90%の人が知らない加給年金

みなさんは”加給年金”をご存じですか?

結構知らない人も多いと思います。

もし知っていたとしても「正しいもらい方」まで理解してる人はほとんどいないと思っています。

と言っている僕もFPの資格を取るまでは加給年金の存在を知りませんでしたし、実際にお客様をサポートするまで「正しいもらい方」までは理解できていなかったからです。

加給年金は”老後の家族手当”のようなもので、厚生年金に20年以上加入した夫が65歳から厚生年金をもらいはじめる時、65歳未満の妻(配偶者)がいると厚生年金に上乗せされます。

※夫と妻を入れ替えても同じです。

加給年金の上乗せ額は約40万円/年です。

夫が65歳で妻が60歳の夫婦の場合、加給年金は妻が65歳になるまでもらえるので「40万円×5年=200万円」になります。

ただこの加給年金は「知っているだけではダメ」なのがやっかいなところです。

ここからはほとんどの人が知らない加給年金の「正しいもらい方」のお話しをしていきますね。

加給年金もらいそびれが多発!?

年金のもらいそびれは日経新聞で記事になるほど頻発しています。

その中でも圧倒的に多いのが加給年金のもらいそびれです。

なぜ、加給年金のもらいそびれが起こるのか?

それは、年金が

申告(申請)主義

だからです。

加給年金はもちろんみなさんが65歳からもらい始める公的年金もみなさんが”申請”しないと受け取ることができません。

加給年金も同じです。

お役所の方から

「あなたには65歳未満の妻がいるから厚生年金に加給年金を上乗せしますね」

なんてやってくれないんです。

つまり、あなたが申請して始めて加給年金は受け取ることができるんです。

加給年金を知っていたとしてもあなたが65歳になったとき年金事務所に申請しないと受け取ることができません。

これは本当に気を付けたい落とし穴です。

加給年金の存在を知っているか知らないか

申請しなきゃいけないことを知っているか知らないか

たったこれだけの差で40万円/年も損することになります。

40万円あれば老後に夫婦で温泉旅行に行けるし、お孫さんにおもちゃやクリスマスプレゼントを買ってあげられます。

小さい金額ではないので本当に気を付けてほしいです。

繰下げ受給で加給年金がカット!?

加給年金のもう一つの落とし穴は繰下げ受給するとカットされる可能性があることです。

例えば65歳の夫と60歳の妻の夫婦の場合、夫が65歳になると加給年金を受け取れるようになります。

仮にこの時、夫が年金を繰下げ受給すると加給年金も一緒に繰下げられることになります。

そして70歳になったタイミングで年金を受け取り始めても、すでに妻は65歳になっているので、加給年金はもらえなくなってしまうんです。

ちなみに加給年金には繰下げによる増額はありませんし、もらいそびれたことによる補てんもありません。

今回のパターンでは”知らなかっただけ”で「40万円×5年=200万円」損したことになります。

ただ、「①年金を繰下げ受給して少しでも増やしながら」「②その上で加給年金ももらう」そんな裏技があります。

それは

基礎年金だけを繰下げ受給する

ことです。

加給年金は厚生年金に紐づけされています。

だから、厚生年金をもらい始めれば加給年金もくっついてきます。

こうすることで、繰下げ受給で基礎年金を増額しつつ加給年金を受け取ることができます。

こんなことふつう知らないですよね。

わざと複雑にしてるんじゃないかと疑いたくなるくらい日本の年金制度は複雑なんです。

その他、損しないために知っておきたいお金の知識

今日は年金を例にお話ししてきましたが、こんな感じで知っているか知らないかで100万円単位で損することがあるというのが分かっていただけたのではないでしょうか?

実は年金関係でも今日お話しできていないことがまだまだたくさんあります。

在職老齢年金

働きながら年金をもらう場合、「標準報酬額+厚生年金額」が一定額を超えるともらえる年金が減ってしまう。

※この在職老齢年金を知らずに年金が「50万円/年×5年=250万円」カットされた事例もあります。

未納分を追納する

未納になっている国民年金保険料を追納(納めなおし)すれば、将来もらえる年金が増えるだけじゃなくて節税にもなる。

「年金の加算+節税」で100万円以上お得になったケースも

年金の年収の壁

年金収入が一定額を超えると国や自治体からの給付が受けられなくなったり、医療、介護の自己負担が増えてしまう。

※繰上げ受給や繰下げ受給を上手に活用することで年金の壁を超えない範囲で年金をもらい自己負担を減らしたり、賢く給付を受け取るのが大事です

住民税非課税世帯になる

老後に住民税非課税世帯になることで国や自治体から給付金がもらえたり社会保障の自己負担が減ります。

住民税非課税世帯になるかどうかで年間の手取りが15万円ほど変わるというデータもあります。

損しない年金のもらい方についてはYouTubeでまとめて解説しているのでこちらも参考にしてください。

yu-chu-bu

その他
100万円単位で損する可能性があること
  • iDeCoを使うかNISAを使うか
    • 支払う税金が100万円以上変わることも
  • 贈与の知識
    • 子どもの口座に貯めたお金を渡すと贈与税の対象
    • 一括贈与の特例を使えば非課税になることも
    • 相続時精算課税制度で税金を減らせる

  • 相続の知識
    • 生前贈与することで相続税を減らせる
    • 生命保険を上手に使って節税できる

  • 保険の知識
    • 必要な保険と不要な保険
    • 保険料を抑える方法

  • 住宅ローンの知識
    • ローンの借り方
    • 繰り上げ返済するかどうか
    • ローンを組む年数

  • 教育費の貯め方
    • 学資保険かNISAを使うか
    • 児童手当の上手な活用法

  • 退職の仕方
    • 65歳以前の退職で失業保険がもらえる
    • 教育訓練を受けることで失業保険が最長2年間もらえる

などなど挙げればキリがありません。

こういうお話はみなさんの人生に与えるインパクトがかなり大きいのでこれからも継続して配信していければと考えています。

僕はこういった人生に大きなインパクトを与えるお金の知識を身につけることこそが「資産形成の原理原則」だと思っています。

みなさんが考えている「節約してNISA」は確かに資産形成の王道ですが、月に1万円節約してNISAしたところで人生に与える影響は実はそれほど大きくないんです。

みなさんも、節約してNISAしてるけど

  • 将来への不安がなくならない
  • 人生が豊かになった実感がない
  • このままでいいのか心配がある

といった悩みや不安はありませんか?

もちろん節約してNISAするのは大事ですがもっと幹の部分、資産形成の原理原則、つまり大きなお金が動くことに対してどう対策していくかの方がはるかに大切なんです。

例えば

  • 正しい保険の知識を身につけて100万円節約
  • ローンを上手に組んで100万円節約
  • 贈与と相続の知識を身につけて100万円節税

こうやって作り出した大きな300万円というお金を運用していく方がはるかに効率的だし、人生に与えるインパクトが大きくなります。

今回はあくまで一例ですが、その人それぞれで”知らず知らず損している”ことが必ずありますし、その金額は決して小さくはない。人によっては100万円と言わず1000万円変わることもあります。

  • NISAはこうやって使う
  • iDeCoはここで使う
  • 教育費はこうやって貯める
  • ローンはこう組む
  • 保険はこれだけ入る
  • 贈与や相続に気をつける
  • 働き方を考える
  • 上手に退職する
  • 賢く年金をもらう

こういった”幹の部分”をしっかり押さえているかどうかがとても大切です。

これこそが「資産形成の原理原則」なんです。

資産形成の原理原則=やればかならず結果の出ること

  • S&P500の方がオルカンより良い
  • ビットコインを買わなきゃ損

みたいな枝葉のテクニック論や不確実な情報に踊らされちゃダメです。

  • 漠然としたお金の不安
  • 老後の生活が心配
  • お金の悩みが尽きない

あなたにはそんな不安や悩みがありませんか?

資産形成の原理原則を押さえずに資産形成していませんか?

  • そもそもそんな考え方ができていなかった
  • もっと幹の部分から学んでいきたい
  • 原理原則を知れば自分にもできそう

そう思っていただけた人も多いんじゃないでしょうか?

この記事を読んだことで

  • 知らずに100万円単位で損したくない
  • お金をしっかり学んでいきたい
  • こういった知識を身につけたい

もしあなたがそう感じたり思ったりしたならぜひLINEでメッセージください。

  • 知識を身につけたいです
  • もっと知りたいです
  • 損したくないです

そんな簡単なメッセージで大丈夫です。

もし、たくさんメッセージをいただき反響が大きかったら、みなさんが知らずに100万円単位で損しないためのお金の知識をまとめた『資産形成の原理原則セミナー』の開催を考えています。

絶対に知っておいて欲しいお金の知識をまとめてお伝えします。

枝葉のテクニック論ではなく確実に結果のでる”幹の部分”を余すことなく解説していきます。

ぜひ、みなさんからのメッセージをお待ちしております。

一緒にお金を学んで

  • 不安のない人生
  • 豊かな人生

を叶えていければと思っています!