年商100億円企業の社長から学んだお金が増える原理原則とは

こんにちは、FPのゆたかです。

今日は『年商100億円企業の社長から学んだお金が増える原理原則とは』というテーマでマガジンを配信しますね。

年商100億円企業の社長って聞くと自分には関係のない世界の人って思いがちですが、お金を増やすという意味では会社も家計も一緒なんですよね。

僕も最初は会社の経営者の話なんて役に立たないと思ってましたが、お金を増やす原理原則に気づいて資産形成に取り組んだところ33歳で資産3,200万円を貯めることができました。

今日から取り入れることのできるお話なのでみなさんの資産形成にも必ず役立つはずです。

結局、知っているか知らないか

いきなりですが、僕の妻の叔父は年商100億円を超える会社を経営しています。

忙しい妻の叔父とはなかなか話す機会がないのですが、ある正月休みのときにこんなことを聞いてみました。

「どうやったらお金って増やせるの?」

僕の中で返ってくるであろう答えは分かっていました。

「収入を増やすこと」

しかし、僕の考えは大きく外れるのです。

コストを抑えること

えっ?

僕は一瞬言葉を失いました。

それが答え?

続いて叔父はこう教えてくれました。

「年商100億円あってもコストが100億円かかっていたらその会社のもうけはゼロだ。100億円の稼ぎがあっても手元にお金が残らなければ増えないだろ?反対に年商1億円の会社でもコストが1000万円なら儲けは9000万円。9000万円あればもっと会社を大きくできるからお金を増やせるだろうな。」

「大事なのは年商じゃなくて儲け、利益ってこと」

続けて言った叔父の言葉に僕はハッとします。

「会社と家計って規模が違うだけでやってることは一緒。コストをできるだけ抑えて、できる限り利益を増やす。その利益を会社に貯めこむことなく新しい設備や人材に投資していくんだ。そしたらその設備や人がまた稼いでくれるだろ?社長はコストを抑えて利益を大きくすることだけ考える。そうして作り出した利益をまた投資していくんだ。そうすると会社は大きくなるしお金も増えていくことになる。」

「つまり、、、」

と、叔父が言いかけたところですぐに僕が「家計も一緒!!」と興奮気味にかぶせると、叔父は「正解」と言った。

資産形成の答えが完全に言語化された瞬間でした。

節約や節税でできるだけ支出(コスト)を抑え、できる限り手取り(利益)を増やす。そのお金を貯め込むことなく投資で運用していく。

このサイクルを回せばお金は貯まるし増やせる。

資産形成ってめちゃめちゃシンプルなんですよね。

家計に置き換えてみると

家計のコスト(支出)

  • 6大固定費
    • 住宅費
    • 通信費
    • 光熱費
    • サブスク
    • 保険
  • 変動費
    • 食費
    • 交際費
    • 日用・雑貨
    • 交通費
    • 服飾費
    • 娯楽費
  • 税金
  • 借り入れの利息

家計の収入

  • 本業収入
  • パートナーの収入
  • 副収入
  • 資産収入
  • 保険などの解約金

家計における投資

  • インデックス投資
  • 高配当株投資
  • 個別株投資
  • 不動産投資
  • NISAやiDeCo
  • 収入を上げるための自己投資

コストを抑えつつ、収入を増やし、資産運用していく。

何度も言うように資産形成はめちゃくちゃシンプルなんですよね。

僕自身も借金400万円から資産3200万円を作るまでにやってきたことはこのシンプルなサイクルの繰り返しです。

「固定費を抑える」「ムダな税金を1円も払わない」「若いうちから借金しない」「スキルアップして本業収入を上げる」「副業で収入を増やす」「貯金よりも資産運用」「NISAやiDeCoで堅実に増やす」

月収30万円でも支出が23万円ほどだったので、毎月7万円は資産運用できていました。

だから300万円ほど利益確定できたし、これをただ貯金だけしていたらと考えると恐ろしいですね。

原理原則をおさえたらスケールアップしていくだけ

僕のところにはよく「S&P500とオールカントリーどっちが良いですか?」「●●の銘柄の方が良いですか?」という質問が来ます。

ようするに『できるだけリターンの高い銘柄に投資したいので教えて欲しい』ってことだと思うんですよね。

でも申し訳ありませんが僕には分かりません。

これから先一番リターンの出る銘柄は誰にも分からないんです。

でも、みなさんの「投資でできるだけお金を増やしたい」って気持ちはよく分かります。

そしてみなさんのその気持ちに応える方法も僕は知っています。

それは

投資への入金力を増やす

ことです。

僕たちみたいな初心者に株式投資のリターンを高めるのは至難の業です。(おそらくプロにもムリです)

だから僕たちがやるべきことはシンプルで投資への入金力を増やすことなんです。

月にたった2万円積立投資する金額が違うだけで将来にかけて数千万円も変わります。

これが僕たちにできるお金を増やす最善の策です。

さらにもう一つ

できるだけ早く始める

ことです。

投資は複利で増えるので早く始めれば始めるほどお金は雪だるま式に増えていきます。

多くの人が老後に向けた資産形成に取り組んでいる(取り組んでいく)と思います。

であるならば、”できるだけ早く”っていつでしょうか?

それは

今この瞬間

ですよね?

老後が始まる時期って決まっているんです。

後にも先にもできません。

であるなら、老後までのできるだけ早い時期って今この瞬間なんですよね。

だから今何歳だろうと、どんな状況だろうとやるべきことは一緒です。

今この瞬間から

支出を抑えて、収入を増やして、資産運用する。

ただ、今はインフレが進んでいるので節約だけでは正直限界があります。

ですので収入を上げる努力も必要になります。

僕自身も33歳で資産3200万円を達成できた理由は副業で収入を上げることができたからです。

その収入をNISAやiDeCoに投資することで効率よくお金を増やすことができました。

みんながみんな副業をしましょうという話ではなく、できるだけ投資できるお金を増やすために収入を上げるのも大切だということです。

原理原則にのっかるだけ

正直な話、「借金がある」とか「50歳だから」とか「お金が苦手」とか全然関係ないんです。やるべきことはどんな状況であっても変わらないからです。

支出を抑えて、収入を増やし、投資する。

いつまでも「細かい節約に意味はない」「サラリーマンは節税とは無関係」「ローンを組んで買いもの」「副業は怪しい」「詐欺が多い」「投資は怖い」「貯金が一番」って思ってなにもしない人から貧乏になっていくだけです。

少し厳しいことを言ってしまいましたが、僕のマガジンを読んでくださる人には絶対にそうなって欲しくないのであえて書かせていただきました。

僕自身もお金が増える原理原則を学び、実践してきたからこそお金の不安もなく周りの大切な人を笑顔にできる人生が叶いました。

だから今度は僕の経験と知識を伝えることで誰かの人生を変えるサポート側になろうと思い、FPとして活動しこのマガジンも一生懸命書いています。

学ぶと実践はセットです。

学んで満足せずに実践すること。

せっかく学び実践するなら結果の出る正しいことをするのが大切。

だからこのマガジンでは知識が身につくだけじゃなくてみなさんが実践できるように具体的に書くことを意識しています。

これからもみなさんの資産形成に役立つ情報を配信していきますので楽しみにしていてくださいね。

では、また次回のマガジンでお会いしましょう。