マネーコラムVol.7 ご褒美代って必要ですか?

こんにちは、FPのゆたかです。

本日は「ご褒美代って必要ですか?」というテーマで配信します。

みなさんは”自分ご褒美”ありますか?

僕はあります。

週に1回のサウナと晩酌です。

毎週1回だけ、徒歩5分のスーパー銭湯に歩いて行き、帰りにコンビニでレモンサワー(2缶)とカシューナッツを買って晩酌を楽しみます。

1回あたりの出費はスーパー銭湯が850円とコンビニで650円の合計1500円ほどです。

ひと月で1500円×4=6000円になります。

たまにネットやSNSで自分ご褒美代はムダ、削るべき支出って情報を目にしますが、果たしてそうでしょうか?

僕の場合この6000円を貯金していくと、1年で7万2000円、10年で72万円、30年で216万円。たしかに大きな金額ですね。

でもこの考え方はご褒美代を「浪費」ととらえている考えかたで、僕の場合は「ご褒美代=投資」と考えています。

どういうことか?

僕は週に1回の自分ご褒美をすることで、次の週に仕事の効率が上がったり、モチベーションの維持につながったりすることで間違いなく月に6000円以上の売上を作ることができている自信があるんです。

ご褒美代よりも高いリターンを得られているから「ご褒美代=投資」ととらえることができるんですね。

例えば、営業職をしている人であれば。

毎週金曜日に同僚や先輩、得意先のお客様と飲みにいくことは一週間仕事をやり切ったご褒美と同時に投資になっているかもしれません。

  • 同僚や先輩と情報交換することで営業成績が上がり給料が上がった。
  • 得意先のお客様と新規の契約が決まった。
  • ストレス発散になり次の日の営業で成果を出すことができた。

こんな結果につながれば1回5000円の飲み会であってもそれ以上のリターンを得ることができたので立派な投資と言えるかもしれません。

なにも営業のようにわかりやすい仕事でなくてもいいんです。

例えば、事務職の場合であっても自分ご褒美があるから

  • ストレスを抱えることなく毎日出勤できている
  • 体調を崩さないから医療費がかからない

こんな状態を作れているのであれば十分に投資といえます。

こうやって「自分ご褒美=投資」って考えるとなんだかおもしろいですよね

ご褒美代に対してなんだか後ろめいた気持ちがあった人も前向きに使えるようになったのではないでしょうか?

ご褒美代よりも怖いのは”自分のことを満たさない”お金の使い方が習慣化していることです。

  • なんとなくコンビニ
  • モノを買ってストレス解消
  • 自販機をよく使う
  • 見栄とプライドを示す
  • 身の丈にあわない買い物

振り返ってみたときに「あれはムダづかいだったなぁ~」って出費こそがいわゆるムダづかいです。

そう思うと、ご褒美代はムダづかいじゃない場合がほとんどです。

なかにはご褒美のつもりだったけど、自分のことを満たせていない出費をしていた人もいるかもしれません。その場合はお金の使いかたやご褒美を変えてみることをおススメします。

大切な考え方は「ご褒美代=投資」になっているかどうかです。

  • 売上や成果につながる
  • ストレスを解消できている
  • モチベーションの維持につながる
  • 活力になっている
  • 心から楽しめている(満たされる)

これなら問題ありません。

「ご褒美代=投資」なので金額の大きさは関係ありません。

たとえば先ほどの営業職の例でいうと、1回3万円の飲み会であったとしてもそれ以上に給料が上がったり、得意先との取引が決まれば投資額よりもリターンが大きいので問題ないということです。

大事なのは「投資額(ご褒美代)よりもリターン(成果)が大きい」こと。

リターンは金額的な成果に限りません。

モチベーションや活力など精神的なモノでもOK!

自分がしっかり満たされていることが大事です!

ぜひ、「ご褒美代=投資」と考えみながら、自分のご褒美代の使い方を今一度みつめなおしてみてください。

僕は投資家なのでもちろんご褒美代推奨派です。

浪費にならないようにするのが大切!